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  1. 廿日市市議会 2020-09-16
    令和2年予算特別委員会 本文 開催日:2020年09月16日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~○~~~~~~~     開会 午前9時30分 ◯委員長 皆さんおはようございます。ただ今出席委員が26名であります。定足数に達しておりますので、これより予算特別委員会を開きます。今次定例議会において、本委員会に付託された案件は議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)の1件であります。ここで本日の委員会の進め方について確認でありますが、初めに工事請負額等が4,000万円以上の箇所についての説明を受け、続いて令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)の説明を受けた後、質疑を行います。歳出及び歳出に伴う歳入は予算書の事項別明細書の各款ごとに質疑します。後戻りはしません。なお、その他の歳入・繰越明許費・債務負担行為補正及び地方債補正に対する質疑は歳出の後に一括で行います。質疑終結後必要であれば議員間討議を行い、討論及び採決を行います。なお、議員間討議を行う場合、議員間討議、討論及び採決の間は執行部の方は退席されて結構です。   ~~~~~~○~~~~~~~    日程第1 議案第81号 令和2年度    廿日市市一般会計補正予算(第8号) 2 ◯委員長 日程第1、議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 【室内審査】 3 ◯委員長 初めに工事請負額等が4,000万円以上の箇所について現地写真・図面等により審査を行います。それでは当局の説明を求めます。 4 ◯施設整備課長 それでは、毛保川改良工事について御説明いたします。廿日市市全図の番号1番でございます。  資料の2ページ、位置図を御覧ください。工事箇所は、国道2号線、妹背橋の上流150メートルの地点から、山陽自動車道、毛保橋の上流80メートルの地点まで、約1キロメートルの区間でございます。  次に、資料の3ページを御覧ください。  工事の概要を説明いたします。1、事業の目的でございます。豪雨による浸水等の被害を最小限にするため、計画的に河川を整備するものでございます。毛保川については、他の普通河川に比べ流域面積も大きく、市街地を流れているため住宅の影響が懸念されており、平成30年7月豪雨の際は大きな浸水被害はなかったものの、越水のおそれがあり、優先的に対策を行うものでございます。  2、事業の概要でございます。河川種別は普通河川、流域面積は約6.4キロ平方メートルでございます。整備延長は1,020メートルで、護岸のかさ上げ、落差工撤去による河床を下げて流下断面を確保し、さらに河床勾配の確保と底張りコンクリートを施工することで、流下能力の向上を図るものでございます。根継工は河床を下げることに伴う既設護岸の補強対策として行います。これらの整備により、時間降雨強度55ミリメートル毎時、計画洪水流量である88立米毎秒の流下能力を確保いたします。なお、計画洪水流量は、5%の土砂混入率を見込んでおります。事業期間は令和元年度から令和3年度までの3か年でございます。今回の工事は、工期が約8か月必要となり、年度内に適正な工期が確保できないため、併せて繰越明許費の補正をさせていいただいております。具体的な施工内容といたしましては、パラペット設置による護岸かさ上げを右岸側410メートル、左岸側676メートル、落差工撤去4か所、根継工を右岸側415メートル、左岸側487メートル、底張りコンクリート817メートルを施工することとしております。全体事業費は、1億4,640万円でございます。  3、工事の内容でございます。補正予算額は、工事請負費1億3,600万円で、財源の内容といたしましては、全額、地方債、でございます。地方債については、財政的に有利で令和2年度までの事業が対象となっている緊急自然災害防止対策事業債を活用することとしております。  前方のスクリーンを御覧ください。  こちらは、計画平面図に示しております、Aの方向より撮影したものでございます。側点9+55付近で赤線のようなイメージでパラペット、底張りコンクリート等を施工してまいります。  次の写真をお願いします。こちらは、計画平面図に示しております、Bの方向より撮影したものでございます。側点15+35付近で赤線のようなイメージで、根継工、底張りコンクリートを施工してまいります。以上で、毛保川改良工事の説明を終わります。 5 ◯危機管理課長 それでは、番号2防災行政無線機能増設工事について、御説明させていただきます。  お手元の資料1ページ 廿日市全図の番号2となります。
     資料の5ページの位置図を御覧ください。工事の対象となります、廿日市地域及び大野地域を示したものでございます。具体的な施行箇所につきましては、後ほど詳しく御説明いたします。  資料の6ページを御覧ください。防災行政無線機能増設工事の概要について御説明いたします。まず1の事業の目的でございます。今回の工事は、廿日市及び大野地域におきまして、防災行政無線設備の整備後に形成された新たな住宅エリアや市民・事業者からの意見などによりまして音達状況を調査した結果を基に、防災行政無線放送の音達範囲から外れておりますエリアの音達状況を改善するものでございます。  2、事業の概要でございます。この工事は、音達状況の改善のため、防災行政無線屋外拡声子局のスピーカーの取替え、新設を行うもので、取替えの子局数は18、新設の子局は4子局でございます。事業期間についてでございますが、今回の工事は、約11か月の工期が必要であります。年度内に適正な工期を確保できないため、あわせて繰越明許費の補正をさせていただいております。令和2年度から令和3年度の2か年の事業となります。  3、工事の内容でございます。工事請負費が令和2年度1億4,829万7,000円財源の内訳につきましては、地方債1億4,820万円、一般財源9万7,000円でございます。地方債につきましては、財源的に有利で令和2年度までの事業が対象となっております緊急防災・減災事業債を活用することとしております。施工場所につきましては、廿日市地域及び大野地域でございます。工事内容につきましては音達状況の改善のため、既存の防災行政無線屋外拡声子局18子局のスピーカーを高性能なスピーカー等へ取り替えることと、それから増設、そして防災行政無線屋外拡声子局を新設するものでございます。  4の配置図につきましては、7ページから10ページにかけて、地域ごとの配置図を添付しておりますのでそちらで御説明させていただきます。  資料の7ページ、想定音達配置図(機能増設前)廿日市地域のものを御覧ください。黄色い円で囲まれている範囲が、現在の音達の範囲でございます。赤色で囲まれている範囲の音達状況を改善しようとするものでございます。  資料8ページを御覧ください。今回の工事によりましてスピーカーの取替えや新しく子局を設置することによりまして、オレンジ色で囲まれている範囲のとおり、音達範囲が拡大されることとなるものでございます。  資料9ページを御覧ください。同じく想定音達配置図の大野地域でございます。こちらも同じく黄色い円で囲まれている範囲が、現在の音達範囲内でありまして、赤色で囲まれている範囲を音達状況を改善しようとするものでございます。  資料10ページを御覧ください。オレンジ色で囲まれている範囲のとおり、音達範囲が拡大されるものでございます。  次に、資料の11ページを御覧ください。  スピーカーの種類、外観及び音達距離を比較したものでございます。現在、使用しているスピーカーは左側の4種類。新たに導入します高性能スピーカーにつきましては右側の赤枠で囲んでいる3種類でございます。なお、場所によりましては高性能スピーカーを設置する必要ない場所もございます。その際には、既存のスピーカーを増設することで対応することとしております。それぞれのスピーカーの特徴でございますが、レフレックススピーカーホーンはホーンスピーカーにつきましては、一般的な汎用性の高いものでございます。ストレートホーンスピーカーにつきましては、一定方向に効果的に音を届ける特徴がございます。続きまして防災用スリムスピーカー中型ホーンアレイスピーカーにつきましては、従来型のスピーカーと比べまして音達距離が約2倍になること、距離による音の減衰が少ないこと、均一で明瞭な音声となることなどが特徴となります。  前方のスクリーンを御覧ください。こちらは、中型ホーンアレイスピーカーを取りつけた際のイメージ写真となります。  以上で防災行政無線機能増設工事の説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いします。 6 ◯委員長 続いて令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)について当局の説明を求めます。 7 ◯財政課長 議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)について、歳入歳出補正予算事項別明細書によりその内容を御説明いたします。  補正予算書の9ページをお願いします。1の総括、歳入でございます。15款国庫支出金から、22款市債まで、10億7,619万9,000円を追加するものでございます。  10ページをお願いします。歳出でございます。2款総務費から12款予備費まで、10億7,619万9,000円を追加するものでございます。  続いて、12ページをお願いします。2の歳入でございます。15款国庫支出金、2項国庫補助金から、14ページの22款市債、1項市債につきましては、一部を除きまして歳出のところで説明させていただきます。15款国庫支出金、2項国庫補助金、7目教育費国庫補助金、補正額1億632万円の増額でございますが、このうち、13ページの小学校費補助金9,109万円のうち、5,979万1,000円につきましては、6月定例市議会で議決をいただきました小学校ICT活用教育推進事業の財源として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を追加したものでございます。同様に、8目商工費国庫補助金、補正額6,000万円につきましても、6月定例市議会で議決いただいた新型コロナウイルス感染症対策産業振興緊急支援事業の財源として、地方創生臨時交付金を追加したもので、歳出予算の該当事業において財源更正をさせていただいております。  14ページをお願いします。19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、補正額7,997万4,000円の減額でございます。これは、先ほど御説明いたしました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を追加したことに伴い、基金繰入金を減額するものでございます。20款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額5,155万1,000円でございます。これは、今回の補正財源として充当するものでございます。21款諸収入、5項収益事業収入、1目モーターボート競走事業収入、補正額4億7,612万5,000円でございます。これは、宮島ボートレース企業団の令和元年度決算において、未処分利益剰余金が生じたことに伴い、本市に対し6億9,587万5,000円が配分されましたが、そのうち2億1,975万円については、配分見込額として令和2年度当初予算に計上しているため、その差額である4億7,612万5,000円をこのたびの補正予算により追加するものでございます。  16ページをお願いします。22款市債、1項市債、6目土木債、補正額1億4,400万円の増額でございますが、このうち17ページの急傾斜地崩壊対策事業債800万円につきましては、当初予算に計上している急傾斜地崩壊対策事業測量設計業務において、丸石地区の実施設計を行うこととしたため、その委託料の財源として市債を追加するものでございます。なお、この市債の補正により歳出の該当事業において、財源更正をさせていただいております。  18ページ、19ページをお願いします。3の歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費、3目財政管理費、19ページ説明欄005まちづくり推進基金積立金、補正額4億7,612万5,000円でございます。これは、歳入の諸収入、モーターボート競走事業収入で御説明いたしました宮島ボートレース企業団からの配分金を、第6次総合計画などの取組に活用するため、まちづくり推進基金に積み立てるものでございます。5目財産管理費、説明欄008吉和支所複合施設整備事業、補正額1,440万円でございます。これは、吉和支所複合施設整備実施設計業務委託料について、当初予算では債務負担行為の限度額4,800万円を計上し、業務完了となる令和3年度に全額支払うものとしておりましたが、本年9月1日から測量及び建設コンサルタント等業務における前金払制度を導入したことに伴い、本年度に支払う前払金として、当該委託料の10分の3に当たる1,440万円を補正するものでございます。財源は、市債の吉和支所複合施設整備事業債1,350万円でございます。2項徴税費、1目税務総務費、説明欄002市民税課税一般事業、補正額1,100万円でございます。これは、法人市民税及び個人市民税の還付金が、今年度の申告の状況から不足が生じる見込みとなったため、市民税過誤納還付金を追加するものでございます。3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、説明欄002戸籍住民基本台帳一般事業、補正額1,994万6,000円でございます。これは、国の施策として、マイナンバーカードを用いたオンライン申請など、行政のデジタル化を推進するもので、国外転出者がマイナンバーカードを引き続き利用できるよう、戸籍の附票を個人認証の基盤として活用するための住民情報システム改修手数料399万3,000円、住民基本台帳ネットワークシステム改修業務委託料123万2,000円、戸籍関係システム改修業務委託料の追加57万2,000円と電子証明書関係手続に用いるシステムの機能強化などを行うために支払う地方公共団体情報システム機構への負担金の追加1,414万9,000円でございます。財源は、国庫支出金の社会保障・税番号制度システム整備補助金1,098万9,000円及び社会保障・税番号制度個人番号カード交付事業補助金1,414万9,000円でございます。  20ページ、21ページをお願いします。4項 選挙費、2目市議会議員選挙費、21ページ説明欄002市議会議員選挙事業、補正額405万6,000円でございます。これは、感染症対策として、投票所に設置するアルコール消毒液飛沫防止用パーテーションなどを購入するための消耗品費でございます。財源は全額、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。3款民生費、1項社会福祉費、2目老人福祉費、説明欄008介護施設等整備事業、補正額1,039万6,000円でございます。これは、介護施設等における新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、感染症対策設備の整備を行うもので、廿日市市地域及び佐伯地域の社会福祉法人が運営する特別養護老人ホーム軽費老人ホームなど5施設に対する簡易陰圧装置及び換気設備の設置費用を補助するものでございます。財源は、全額、県支出金の地域医療介護総合確保事業補助金でございます。11目重度心身障害者医療費、説明欄001重度心身障害者医療費給付事業、補正額375万4,000円でございます。これは、令和元年度の福祉医療費公費負担事業費が確定したことにより、超過交付となった令和元年度分の県補助金を返還するものでございます。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、説明欄001職員給与費、補正額31万9,000円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症に係る防疫等作業に従事した職員に対し支給する特殊勤務手当でございます。2目予防費、説明欄002予防接種事業、補正額7,078万8,000円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症と、インフルエンザの同時流行に備え、医療提供体制を確保するとともに、市民の健康を保持するために実施するもので、高齢者のインフルエンザ予防接種費用に係る自己負担額を1,500円から1,000円に減額することに伴う委託料の追加2,195万4,000円、新たに妊婦及び生後6か月から小学校3年生までの子どもを対象におおむね1,000円の自己負担により接種できるよう助成するための補助金4,583万2,000円、当該事務に従事する会計年度任用職員の報酬等の追加45万3,000円及び事務費の追加210万9,000円でございます。また、ロタウイルスワクチンが定期接種化されることに伴い、健康管理システムに新たに管理項目を加えるためのシステム改修手数料44万円でございます。財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金7,034万8,000円でございます。同じく、説明欄004新型コロナウイルス感染症対策事業、補正額2,459万4,000円でございます。  22、23ページをお願いします。これは、医療従事者及び社会福祉施設等従事者が安心して業務に従事できるよう、宿泊施設の提供など必要な支援を行うもので、宿泊事業者が受入れに要したかかり増し経費に対する協力金845万4,000円及び医療従事者等の宿泊に要する経費に対する補助金876万円、また、今後の感染症対策のため消耗品費等の追加738万円でございます。財源は全額、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。5款農林水産業費、2項林業費、2目林業振興費、23ページ説明欄007ひろしまの森づくり事業、補正額1,010万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による木材需要の減少などに伴い木材の生産量が減少した林業事業体を支援するもので、市有林に係る環境貢献林整備事業委託料の追加539万5,000円、民有林に係る環境貢献林整備事業補助金の追加465万円及び事務費の追加5万5,000円でございます。また、併せて林業事業体の要望等を踏まえ、当初予算で計上しておりました市有林に係る里山林整備事業委託料から民有林に係る里山林整備事業補助金への予算の組替え600万円を行うものでございます。財源は、県支出金の環境貢献林整備事業補助金1,000万円でございます。同じく説明欄008林業人材育成事業、補正額137万8,000円でございます。これは、森林環境譲与税を財源として実施するもので、先進的な技術や機器の導入などによる効率的な経営を行う林業従事者の担い手の確保と育成を図るため、林業経営体に対し、林業用機械等の整備費用に対する補助金でございます。財源は全額、繰入金の森林環境譲与税基金繰入金でございます。3項水産業費、2目水産業振興費、説明欄004漁港整備事業、補正額1,000万円でございます。これは、梅原漁港護岸改良工事について、国から補助金の追加内示があったため工事請負費を追加するものでございます。財源は、国庫支出金の農山漁村地域整備交付金500万円及び市債の漁港整備事業債450万円でございます。  24ページ、25ページをお願いします。7款 土木費3項河川費、1目河川維持改良費、25ページ説明欄003河川整備事業、補正額 1億3,600万円でございます。これは、普通河川毛保川において、流下能力を確保し台風や大雨の際の浸水被害を防止するため、護岸や河床の改修を行うための工事請負費でございます。財源は全額、市債の河川整備事業債でございます。8款消防費、1項消防費、1目常備消防費、説明欄001職員給与費、補正額45万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症に係る防疫等作業に従事した職員に対し支給する特殊勤務手当でございます。同じく説明欄003消防庁舎等維持管理事業、補正額106万7,000円でございます。これは、感染予防として消防職員が使用する寝具類に係る使用料及び賃借料を追加するものでございます。財源は全額、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。4目防災費、説明欄001職員給与費、補正額2,000万円でございます。これは令和2年7月豪雨等の災害対応により、時間外勤務手当が不足する見込みとなったため、今後の災害対応に備え、災害対策本部等に従事する職員の時間外勤務手当を追加するものでございます。  26ページ、27ページをお願いします。27ページ説明欄006防災行政無線整備事業、補正額1億4,829万7,000円でございます。これは、廿日市地域及び大野地域において、現行の防災行政無線放送の音達範囲から外れているエリアの音達状況を改善するための工事請負費でございます。財源は、市債の防災行政無線整備事業債1億4,820万円でございます。9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、説明欄003小学校維持管理事業、補正額2,500万円でございます。これは小学校施設の老朽化に伴う雨漏りや、空調設備の故障、設備機器の不具合などが当初の見込みを上回って発生したことなどにより、維持補修費が不足する見込みとなったため、維持管理工事請負費を追加するものでございます。2目教育振興費、説明欄003小学校ICT活用教育推進事業、補正額3,129万9,000円でございます。これはGIGAスクール構想の実現に向け、引き続きICT教育環境を整備するための経費で、タブレット端末付属品購入費1,630万4,000円、修繕費39万6,000円、保守業務委託料190万5,000円及び予備機としてのタブレット端末購入費の追加1,269万4,000円でございます。財源は全額、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。3項中学校費、1目学校管理費、説明欄002中学校維持管理事業、補正額1,200万円でございます。これは、中学校施設の老朽化に伴うコンクリート躯体のひび割れ、空調設備の故障、設備機器の不具合などが当初の見込みを上回って発生したことなどにより、維持補修費が不足する見込みとなったため、維持管理工事請負費を追加するものでございます。2目教育振興費、説明欄003中学校ICT活用教育推進事業、補正額1,523万円でございます。これは、小学校と同様、タブレット端末附属品購入費736万6,000円、修繕費39万6,000円、保守業務委託料112万1,000円及び予備機としてのタブレット端末購入費の追加634万7,000円でございます。財源は全額、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。  28ページ、29ページをお願いします。12款予備費、1項予備費、1目予備費、29ページ説明欄001予備費、補正額3,000万円でございます。これは新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止等に係る対策を的確に行うため、またコロナ禍においても安定的かつ継続的に行政サービスを提供するため、これらに係る経費を速やかに支出できるよう、予備費を追加するものでございます。以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いします。 8 ◯委員長 以上で当局の説明は終わりました。これより質疑を行います。2款総務費について質疑はありませんか。 【総務費】 9 ◯栗栖委員 吉和支所複合施設整備事業のほうです。コロナ関係の部分で地域とのいろんな部分で理解をしてもらうのに、私のほうもいろいろ申入れをして市のほうもしっかり対応していただいたんですが、そこらで今後のスケジュール的な部分、遅れっていうのがないのか、当初の予定どおりに進むというふうに見ていいのか、その点についてだけお答えください。 10 ◯地域政策課長 地域のほうにつきましては、この6月にコミュニティーを中心とした団体のほうに基本計画のほうの報告を行なっております。またその他の今、コミュニティよしわさんを中心とした吉和地域のまちづくりの関係する団体、こちらも声をかけながら吉和の未来を考える会を開催し、またいろんなテーマによって分科会とかを開く予定としております。そのあたりの日程を分科会も開催しながら、またその吉和支所複合の中での施設の活用とかそういう話もさしていただくようなことにしてますので、今現在ちょっと今後のコロナの状況いうのもありますけど、今のところは計画どおり進めていきたいと考えてます。 11 ◯委員長 ほかありませんか。 12 ◯林委員 今の吉和支所の複合施設の分が前払いになったために債務負担行為から組み替えたという御説明があったんですけど、前払いいうのは多分コロナ禍の関係でできるだけ中小企業に対しての前金をいうことだったんですけど、今回こういう事例が挙がってきてたんですけど、ほかにはこういう事例というのは予算的なものであり得るのかどうかちょっとお聞きします。 13 ◯財政課長 前払いの件でございますが、吉和支所については年度をまたぐということで、この9月以降に契約したものについては今年度の予算が必要になるということでございます。通常の場合は年度内に完了ということでございますので、予算をあらかじめ組んでおりますので、前払いとそれから完了払いどちらも年度内に収まるという形になろうかと思います。ほかにあるかということでございますが、ちょっと詳しくは調べてないですが、基本的な考え方はそういうことでございます。 14 ◯委員長 ほかにありませんか。 15 ◯大畑委員 002戸籍住民基本台帳一般事業についてなんですが、マイナンバー制度との関係をもう少し詳しくお答えください。 16 ◯市民課長 今回のシステム改修でございますが、それとマイナンバーの関係でございますが、国外へ転出された方がマイナンバーカードをお持ちの方がおられたとして、現在の仕組みでございますと、もうマイナンバーカードは継続して利用できなくなるというものですが、今後システムを改修し、予定では令和6年度からなんですけれども、国外へ転出された後もマイナンバーを継続して利用し、また電子証明書も継続利用できますので、海外からもオンラインで各種申請など確定申告などができるというようなことを構想した国の制度でございます。 17 ◯大畑委員 ですからこのシステム改修は海外に転出した方の対応のみの補正予算でしょうか。 18 ◯市民課長 今回補正出させていただいているものについては主にそういうことになります。 19 ◯委員長 ほかにありませんか。 20 ◯田中委員 同じく005についてお尋ねします。まちづくり積立金4億7,600万、毎年これぐらいの競艇場の収益が安定的にあれば、非常にありがたいと思いますが、これだけあったら特定財源をいろいろ検討する必要はないとは思うんですけども、4億7,600万かなりの金額なんだけど、これは交付税措置への影響はどういうことになるんですか。お尋ねいたします。 21 ◯財政課長 交付税措置、交付税が2種類ございまして、普通交付税と特別交付税というものがございます。普通交付税のほうには影響はございません。特別交付税については、いわゆる金額が多くなると特別交付税が減額されるというような仕組みになってございます。 22 ◯田中委員 今時点ではなかなか難しいと思いますが、金額的にはどれぐらい影響、例えば5億とすればどれぐらいというふうなことはある程度は想定できるのではないかと思うんですが、お尋ねします。 23 ◯財政課長 幾ら以上になったらその影響があるかということでございますが、これは基準財政需要額というのが各団体ございます。それの計算をいたしますと、およそ10億をいただくと減額の影響があるような形になります。ですから今回の金額では影響がないという理解でございます。 24 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯委員長 ないようでしたら総務費を終わります。 【民生費】 26 ◯委員長 それでは3款民生費について質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯委員長 ないようでしたら民生費を終わります。 【衛生費】 28 ◯委員長 続きまして4款衛生費について質疑はありませんか。 29 ◯栗栖委員 インフルエンザの予防接種の補助の分です。今日、新聞に他市町も同じような形でされているというのがいろいろ出てたのですが、やっぱり比較するとその対象の年齢がまちまちだなとすごく感じたので、まず廿日市市が小学校3年生までにしたという理由についてが1点。それから基本的に小学生までは2回接種となっています。3年生から6年生ぐらいまでは1回でもいいかもしれないみたいな、お医者さんから話も聞いたことがあるのですが、市として3年から6年までは2回という判断なのかどうなのかという部分と、その3年生までの接種費用というのは2回分出ておおむね1,000円なのかという部分が2点目。3点目は今のおおむね1,000円の負担という言い方なのですが、インフルエンザ予防接種費用というのは、医院ごとにまちまちで、以前吉和診療所も高いから少しなんとか安くしてくれとお願いして下げていただいた経緯はありますが、やはりそれでも医院ごとに全然違います。これは1回の接種当たりが1,000円になるように差額を補助するのか、もう固定金額でおおむね1,000円に近づけるという考え方なのか、その点3点お答えください。 30 ◯子育て応援室長 まず対象者の設定根拠でございます。厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部の通知から、定期の接種である65歳以上の高齢者とともに医療関係者、高齢者、ハイリスク群である妊婦、小児、特に乳幼児、生後6か月以上から小学校低学年2年生の接種が強く推奨されたところでございます。インフルエンザウイルスに感染した後に、意識障害やけいれんなどの症状が現れることがあり、重症化すると麻痺がきたり、てんかんなどの後遺症が起こる。また、ひどいときには死に至ることもある。そういったことが考慮されております。それがインフルエンザ脳症という症状でございます。これにかかりやすい年齢が厚生労働省の感染症発生動向調査からゼロ歳から9歳、インフルエンザ脳症にそのシーズンにかかる人たちの7割がこの年齢の人に当たる。そういったところを参考に廿日市市としては、生後6か月から9歳である小学校3年生までを対象としたところでございます。また、女性につきましては妊婦も大人なので1回、子どもは13歳未満が2回接種するような形になっております。そのため2回分を助成する予定でございます。また金額の設定でございます。おっしゃるとおり任意接種のため価格が医院によって違います。そのため廿日市市内の小児科医の子どもの予防接種の金額を今確認させていただき、固定の金額を助成する形で保護者の方がおおむね1,000円の負担をしていただくような形を取っております。 31 ◯栗栖委員 おおむね理由分かりました。9歳までがインフルエンザ脳症にかかるリスクが高いのでというので学年を決めたということなのですが、今言われたように13歳までは2回接種と言われて、今回対象にならないところというのが差がすごく大きくなってくるので、駆け込みの部分あるので今回はあれなのですが、例えば12月あたりに3年生から6年生くらいまでのあたりを、例えば追加で補助を考えていくとかできれば、そこまでしていただけるとありがたいと思ったのですけど、そういう考えがあるのかないのか。というのが以前からだんだん、昔は2価ワクチンが3価ワクチンになって、今4価ぐらいになっているのかな。1回の金額すごく高くなっているはず4,000円ぐらいになってきていると思うので、2回受ければちょっとかなり厳しいなと思いますので、その辺も考えて今後の対応お願いしたいのですが、どうですか。 32 ◯子育て応援室長 おっしゃるとおり1回の接種費用もかさむところではございます。ただ、今のところは今後どういった形で発生していくか見えないところではございますが、生後6か月から小学校3年生までの助成とさせていただきたいと思います。 33 ◯高橋委員 今のインフルエンザの予防接種の関係なのですけども、ほかの市町でもかなり助成を出すということで、ワクチンの確保がちゃんとできるのかというのが心配なのですが、その点についてが1つと。あともう一個、厚労省の通知によると、今回の高齢者、妊婦、低年齢の子どもだけではなくて、医療関係者も含めてワクチンを接種するようにという通知が出てますけども、そういう介護・医療従事者等についてはどのように考えておられるのか2つお聞きします。 34 ◯健康推進課長 まずワクチンの確保についてでございます。国におきましては今年、過去5年で最大量約3,178万本、成人で約6,300万人分のワクチンを供給予定ということにしております。これは昨年の供給量から約7%増えた数量であるとともに、統計のある平成8年度以降、最大でありました昨年の使用量2,825万本と比較すると約12%増ということになっておりまして、一定のワクチン量の確保は可能だと認識をしております。また、医療関係者・介護従事者等のワクチン接種につきましては、現在、支援等についてはまだ検討はしておりませんが、今後医師会、その他社会福祉施設等の調整等を行う中で検討等を必要であればさせていただきたいと思います。 35 ◯委員長 ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯委員長 ないようでしたら衛生費を終わります。ここで説明員入替えのため休憩いたします。   ~~~~~~○~~~~~~~     休憩 午前10時23分     再開 午前10時39分   ~~~~~~○~~~~~~~ 37 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 【農林水産業費】 38 ◯委員長 5款農林水産業費について質疑はありませんか。 39 ◯大畑委員 007ひろしまの森づくり事業についてなんですが、木材需要が低迷しているというところの状況をお聞かせいただきたいのと、それから環境貢献林整備事業委託料追加なんですが、経営体の経営が大変なので、こうして仕事を出すということなのかどうかということ、それから里山林整備事業委託料の市有林から民有林への組替えについて事情をお答えください。 40 ◯農林水産課長 まず1点目の林業のその低迷、木材需要の減少の程度ですけれども、佐伯森林組合さんからの情報なんですけれども、今年の4月から7月までの木材の市場への出荷量が約4,000立米なんですけれども、これが大体前年の半分の量でございまして、特に6、7月の取引量の落ち込みが著しいというふうに聞いております。また価格のほうも例年の半分近くに下がっているということでございます。続いて環境貢献林は経営がいろいろあるのでということなんですけれども、そうですね、一応今回、環境貢献林のほうの委託料を増額させていただきまして、市有林の手入れをしていただくんですけれども、先ほども言いましたように木材需要のほうがやっぱり低迷しておとるというところで、基本的に保育間伐とか下草刈り、そういったものをすることによって経営を下支えしていこうというふうに考えております。それから里山林の補助金のほうが民有林を増やして市有林を減らしてると、そういう振り替えた理由ですけれども、当初予算のほうで想定しておりました以上に、民間所有の里山林の整備要望が多かったということで、市有林につきましては市のほうがいろいろ計画的にできるんですけれども、民有林につきましては、個人の方の判断になることが多いので、そちらのほうを優先させたほうがトータル的に市全体の森林整備率の向上につながると判断いたしまして振り替えさせていただきました。 41 ◯委員長 ほかにありませんか。 42 ◯栗栖委員 里山林のほうになるんだと思うんですが、先般中国新聞のほうに、ナラ枯れが増えているという分で記事が出てたと思うんですけども、実際ほんと吉和方面へ帰るのに家の側にある大きなブナであったり、クヌギであったりが枯れてるという状況が気になります。以前松枯れ等もこの里山林の部分でという話があったんですが、このナラ枯れにもこれが使えるのか。特に今、民有林という話もあったんで可能なのかどうかをお伺いします。 43 ◯農林水産課長 ナラ枯れへの対応なんですけれども、まずこちらの民有林の整備、このひろしまの森づくりでやる森林整備につきましては、基本的に森林を整備していくというところですので、枯れた支障木を伐倒するとかそういったものにつきましては少し県のほうと調整をさしていただきたいと思っております。またナラ枯れにつきましては、県下でもかなりの量が出ておりますので、広島県の県全体の対策というのを少しそちらのほうも注視していきたいというふうに思っております。 44 ◯委員長 ほかにありませんか。 45 ◯中島委員 004で漁港整備事業の中で、梅原漁港護岸改良工事1,000万とあるんですが、これは既に工事もやってると思うんですけど、なんか仕様か何かの変更ということなんでしょうか。どうなんでしょうか。 46 ◯農林水産課長 仕様ではなくて、工事延長を追加して20メーター追加して前倒しで施工させていただくということです。 47 ◯委員長 ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯委員長 ないようでしたら農林水産業費を終わります。 【商工費】 49 ◯委員長 続きまして6款 商工費に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯委員長 ないようでしたら商工費を終わります。 51 ◯委員長 続きまして7款土木費について質疑はありませんか。 52 ◯中島委員 003河川整備事業で毛保川改良工事ということで1億3,600万と上がっているのですけど、先般1か月ぐらい前になろうかと思うのですが、あの沿線で軽自動車がたまたま川に落っこちたというのがあって、今回パラペットやるのですけど、その辺のことも配慮されているのかということと、もう一つ、地域の方がやっぱり道幅を広げてほしいということで、要はセットバックというのですか、自分の土地を出すから広げてほしいと。こういうの一体ですればトータルコストが下がるのではないかなと、工事費とか、思うのですがその辺のことが加味されるのかどうか。それともう一つ、実際パラペットどのぐらいのものか分からないのですけど、これで流下能力はどの程度上がるのかいうことを教えていただきたいということでお願いします。 53 ◯施設整備課長 まず1点目の防護柵になるかということなのですけど、一応今回パラペットを約30センチぐらいの幅で打ちますので、厚みがですね、パラペットの役割と今防護柵の役割までできるかどうか分かりませんけど、なるべく構造的なものを強いものでやりたいと考えております。今の流下能力なのですけど、今妹背製菓のところがかなり流下能力が低いということで、約2年確立もないということで降雨強度が約35ミリぐらいで、今回10年確立をやって約55ミリということで、かなり流下能力を上げるように考えております。今の拡幅の件については、地元の方と協議をしながらどういう形ができるかというのを、セットバックとかいろいろありますのでその辺を対応していきたいと考えております。 54 ◯中島委員 パラペットの幅30センチと言われたのですが、高さはどのぐらいの程度になりますか。 55 ◯施設整備課長 その断面断面で違うのですけど、大体一番高い所で70センチ程度とちょっとあると考えております。 56 ◯高橋委員 今の毛保川の件なのですけど、整備の延長は1,020メートルということなのですけど、今回は675ぐらいということだったんですけど、どこら辺まで整備ができるのか、まずお伺いをいたします。どこからどこまでか。 57 ◯施設整備課長 今さっき説明をさせてもらったのですけど、工事箇所については国道2号線の妹背橋上流150メートル地点から、山陽自動車道、毛保橋の上流80メートルの地点まで約1キロを改修するように考えております。 58 ◯高橋委員 妹背橋ということになったら国道2号のところからすぐのところで、国道2号とそれから線路の踏切の間がかなり低くなっている地域があると思うのですが、そのところについても整備ができるのかどうかをまずお伺いします。 59 ◯施設整備課長 JRの下流のところから整備をするように考えております。 60 ◯高橋委員 端的に言って国道2号とJRの間が少し下がっている、国道2号からぐっと下がってまたJRの線路までいっていると思うのですが、その下がっている部分についての対応策について何か考えておられるのか。今回の工事で整備ができるのかをお伺いします。川の西側です。両岸ですけど西側が特にひどいかな。 61 ◯建設部長 今の件でございますけど、JRから下側につきましては断面が確保されておりますので、10年確立程度の断面はあるということで、今回は改修の計画には入っておりません。 62 ◯高橋委員 断面確保ということなのですが、むしろ高潮のときに水が上がってきたりする心配で、割とそばに住んでおられる方はぎりぎりまで水が上がってきたというような状況はよく聞くのですが、それでどうなのでしょうかというお伺いなのですが。 63 ◯建設部長 高潮の件につきましては、国道2号から海側に向けましても一部パラペット部分に排水溝とかございます。そこらと潮の高さ、これがどのように影響するかという中で、今後この整備とは別に検討させていただきたいと思います。 64 ◯委員長 ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯委員長 ないようでしたら土木費を終わります。 【消防費】
    66 ◯委員長 続きまして8款消防費について質疑はありませんか。 67 ◯石塚委員 防災行政無線のことなんですが、今回また4子局ほど新設して、18子局ほど取換えをするいう上がってます。設計と工事費で1億5,900万円という予算なんですが、私らの記憶にはつくって間がないということは、これだけまた機能を増設するということは当初の設計が甘かったいうことかどうかちょっとお伺いします。 68 ◯危機管理課長 今回の整備につきまして、4子局新設させていただいておりますが、新たな宅地エリアが広がったところ、それから住民の方から聞こえないという御意見をいただいた中で音達調査をしたものっていうところに新設、あるいはスピーカーの改造ということでさせていただいております。 69 ◯石塚委員 ということは、まだまだ毎年か何年ごとにこういうふうに機能の増強とか出てくるんじゃないか思うんですが、1億5,000もかけるなら戸別受信機を配付したほうがよっぽど早いんじゃないんですか。その辺をちょっとお伺いします。 70 ◯危機管理課長 戸別受信機の配付も含めてですが、基本的に今回の工事におきまして、基本的には音達が全て届いているというふうに考えております。なおも聞こえないというところは新たな開発であったりそういったエリアが出てくることと思いますが、そういったところは戸別受信機も含めた中で、あるいは安全・安心メールであったり、別な手法であったり、そういったものを検討しながら進めていくことは必要かなと考えております。 71 ◯委員長 ほかにありませんか。 72 ◯岡本委員 コロナの作業に従事する特殊勤務手当のことなんですが、他の部署についてはどうなるんですか。消防以外。 73 ◯人事課長 特殊勤務手当の関係でございますけれども、消防費で計上させていただいている金額が45万円ということになっておりますけれども、衛生費で計上させていただいております31万9,000円で、主には福祉保健部関係のほうの職員に対しての予算は計上しているところでございます。 74 ◯委員長 ほかにありませんか。 75 ◯林委員 先ほど防災行政無線の件なんですけれど、音達が届いてないところというところを今回重点的に整備されるということなんですけど、いろいろ苦情はあると思うんですけど、多分2局あってその真ん中辺ぐらいがちょっと音達が届きにくいところがあって、今の安心・安全メールのほうしたらといって、これしたら今度はそれがかかりにくくなってるということがあるんですけど、同じレベルにあって真ん中が聞きにくいところいう解決策というのは、先ほど器具が同じレベルであればそういうことがあるんでしょうけど、例えば意識的に片方を強くするとかいうことで解決するということでは、そういう問題は解決できないのかどうかちょっとそこについてお聞きします。 76 ◯危機管理課長 エリアとエリアの境目といいますか、音達のちょうど境目のあたりが聞き取りにくいかということだと思うんですけれども、基本的に市民の方から聞こえない、聞き取りにくいという声がありましたら現地に出向きまして、実際に定時放送であったりそういったもので確認しております。聞きとりにくいっていうことであれば少しスピーカーの向きを変えたりとか、そういった若干の調整をしながら音達を届けるようにしています。今回の新しくスピーカーを設置する場合には、方向を変えたり少しそういった手を施してもやはり届かないっていうことがありますので、少し高性能なスピーカーに変えることによって音を確実に届けたいというところが趣旨でございます。 77 ◯委員長 ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 78 ◯委員長 ないようでしたら、消防費を終わります。 【教育費】 79 ◯委員長 続きまして、9款教育費に入ります。質疑はありませんか。 80 ◯栗栖委員 今回、小学校中学校ともに児童用タブレット端末の附属品の購入とあるんですが、附属品ってなんですか。 81 ◯学校教育課長 今回提案をさせていただいておりますものは、6月と7月の補正予算でお認めいただいた、小学校と中学校合わせて8,117台、プラス1,000台について計上させていただいているものでございますが、附属品としましては、2種類ございます。1つ目はキャリーケース、今回の端末については家庭に持ち帰って使用することが前提でございます。子どもたち持ち帰るときに傷つけるとか予想されますので、キャリーケースを1つ当たり970円掛ける台数分を計上させていただいております。もう一つはタッチペン、こちらも端末に対応できるタッチペンを提案させていただいております。1つが1,390円でございまして、こちらを台数分計上させていただいております。 82 ◯栗栖委員 前のときなかったので、対応されたっていうのは安心しました。しっかり活用してください。あと、追加の購入の部分もあるのですが、家庭でWi-Fi環境がないところにポケットWi-Fi使う方法と、あとはセルラー方式の端末を用意する方法があるのですが、今回用意されるのはこれもまったく同じ、Wi-Fi方式の端末なのか。通信機能のついたセルラー方式的なものなのか。そこが説明なかったのでお尋ねします。 83 ◯学校教育課長 このたび追加で備品購入費として提案させていただいたものは、今回の予算の中で既にお認めいただいているものが、故障等修理対象となった場合の対応のために、御提案をさせていただいているものでございます。そもそもが、メーカーの保証パックなどをつけますと多額の費用がかかることが分かりましたので、これまでの実績である程度、月当たり何台が故障あるいは修理の対象がでるのかを想定いたしまして、実際に子どもが持ち帰るのは、おそらく中3、小6が12月から持ち帰られるように対応を進めておりますので、この4か月分についてどのくらいの故障が発生するのか、故障についてあらかじめ予備機を購入しておいて、すぐ差し替えて子どもが使えるようにする。そういったために、今回の地方創生臨時交付金の財源を活用して、あらかじめ予備機を購入させていただくものでございます。したがって、これまで予算で提案させていただいたものと同機種のものを想定しております。 84 ◯栗栖委員 最後に、12月ぐらいに持ち帰りができるようにとの話だったのですが、委員会のときにも言ったのですが、とにかく荷物が重いので、教科書たくさんあって。そのときの答弁では、学校に置いて帰る部分もある程度認めているということではあったんですが、本当にすごい量なので、これを期にもう少し学校に置いておけるものを増やすとか、荷物が減る方法を考えていただきたいのですが、何かありますか。 85 ◯学校教育課長 そのことにつきましては、タブレットにかかわらず、子どもの負担という観点から校長と相談しながら適切に対応してまいりたいと考えています。 86 ◯委員長 ほかにありませんか。ないようでしたら教育費を終わります。 【予備費】 87 ◯委員長 続きまして、12款予備費に入ります。 88 ◯岡本委員 この予備費の補正、コロナの感染防止に即対応できるようにということでございました。先ほどもコロナで、木材需要の減少もあり、で、この間一般質問のときにも言いましたが、農家で新型ウンカというか、スーパーウンカというのかが、異常発生していて、農薬を散布しても効かないぐらい、今拡がっていて、これ廿日市市だけではなしに、広島県内、山口県、中国地方も全部、日本全国かもしれませんが、すごい拡がりを見せて、大きな被害で特に遅ものについては減収、減量というか、間違いなく訪れますので、なんかこれに対して、市として困っている農家に対して援助するというか、そういうことについてお考えはございませんでしょうか。 89 ◯農林水産課長 今ありました、トビイロウンカについてですが、確かに被害、発生状況、まだ被害は分からないでけれども、発生状況は例年より多くて、広島県から7月30日に注意報、8月13日に警報が確かに発令されております。こうした、警報、注意報を受けまして、本市におきましてもJA佐伯中央さんとも協力して、ウンカに対する早めの防除につきまして市内の農業者に促しているところです。今後も、こうした形でJAと連携して、発生状況の周知を行うとともに、認定農業者さんたちを中心に早めの刈取り、防除もなんですが、早めの刈取りも促していきたいと考えております。なお、被害に対する補償につきましては、農業共済保険という制度がございますので、そちらでの対応を行っていただければと考えております。 90 ◯岡本委員 早めの防除、早めの刈取り等の啓発ということですが、この防除もいつまでもできるものでなしに、残留農薬が残りますし、早めに刈り取ろうと思っても、まだ実っていないのにウンカは発生している。それは刈り取れないので、そういうことを考えていくと、これほんとにコロナも大変ですけど、これもかつてない、私も長年生きていますが、これほどのことは初めての経験で、現場を見られたらよく分かると思うんですが、ほんと今大変な状況で、これも中国から春に飛んできて雨で田んぼに落ちて、それがどんどんどんどん増えていってという。中国は農薬規制があんまりないんで、さっきスーパーウンカと言いましたが、日本の農薬では効かないような状況なんですよ。これなんとかほんとに困っているので助けてあげないと、次からの耕作を放棄することにつながっていくと思いますので、早期刈取り、早期防除ということでは対応できませんので、なんか市のほうで救済を真剣に、これ非常事態ですから、考えてもらいたいと思いますがいかがですか。 91 ◯農林水産課長 確かにおっしゃられることはよく分かります。おっしゃられるように刈取りの時期がありますので、農薬をまけるタイミングもあります。したがいまして県も警報を出された8月13日にありましたけども、その段階でも農薬散布の適宜ということで、8月末この辺はですけど、県北のほうになりますと9月の中頃まで下がってくるんですけど、いずれにしてもそういうところを示されて促しておられました。そういった意味で防除が今から間に合わないというところもあるんですけど、今のところの対応としては、広島県にも私どもも確認してみたんですが、早刈りが一番ではないかというようなこともございました。繰り返しになりますけども、原則としては共済保険とか、公庫の融資など既存の制度を活用していきながらということをお願いしたいところでありますけど、おっしゃるように今回の被害がかなり広域的なものでございますので、国や県、他市町の動向を少し注視してみたい。その状況に応じての対策は検討してみたいと思いますけど、基本的には先ほど言いましたような対応をお願いしたいと思っております。 92 ◯岡本委員 ちょっとぬるいと思うんですよ。注視しながらという状況じゃなしに、今もうほんとすごいですよ。現場に行ってみたことがありますか。それから、国や県にも要望するということですが、ぜひ市独自ででも救済の何か方策を示すべきと思うんですがどうですか。 93 ◯農林水産課長 現場のほうは、そういうウンカの話もありましたので、佐伯に上がったときに、ここがそうであるというところの現場は確認させていただいております。確かに田んぼの中央辺りが坪枯れというんですか、真ん中が茶色になっていて明らかに黄金色のものではなく、茶色になって死んでいるなというところは確認させていただきました。なんですが、もちろん市独自の対応も考えていきたいと思うんですけども、被害が広範囲に及ぶということと、農薬も通常の根元につくということなので空中散布では効きにくいのでということも伺っております。農薬のまく方法ということも、タイミングとかもあったと思うので、基本的には繰り返しになるかもしれませんけれども、他市町、広島県と少し、そこら辺の動きを見ながら今後どのようにするのかということは考えさせていただきたいと思います。 94 ◯委員長 ほかにありませんか。 95 ◯大畑委員 今、農林水産の話になっているので関連で、農業関係では持続化給付金が農家の方に使えるのではないかと思いますので…… 96 ◯委員長 大畑委員、予備費の関係でしょうか。 97 ◯大畑委員 予備費ではないです。今の関連で、すみません。 98 ◯委員長 ほかにございませんか。 99 ◯高橋委員 予備費なんですけど、当初が3,000万で、6月が5,000万で、今回がまた3,000万で1億1,000万の予備費が組まれてるのですが、補正予算の資料のところで予備費の執行状況、見込額を含むというところの資料から、宮島口旅客ターミナル施設の感染症対策で905万8,000円と書いてあるのですが、これは見込なのか、既にサーモグラフィとか設置したのでその費用なのか。今後も見込みで感染症対策をしなければならないような予定があるのかお伺いいたします。 100 ◯財政課長 宮島口旅客ターミナル施設の感染症対策905万8,000円でございます。見込みと表示しております。カメラを設置しまして体温を測定するということと、それに係る警備員の金額でございまして、3月まで今年度いっぱいということでの見込額として計上しております。 101 ◯栗栖委員 関連にもなるのですが、新型コロナ関係で予備費を使っているんで、最終的には新型コロナウイルス感染症対策対応地方創生臨時交付金の対象になって戻ってくるということはないのですか。現時点では一般財源ということになっていますが。 102 ◯経営政策課長 臨時交付金の現在の状況を説明させていただきます。第1次配分、第2次配分ございました。総額で14億5,800万円余りでございます。冒頭、この8号の補正予算の説明で6月議会で議決いただいた事業に対して、財源を追加したという話があったと思います。これによって、現在本市に配分されている14億5,800万円余り、全て歳入予算に計上させていただいて使い切っているという状況でございます。あと1点、国で第3次配分がある見込みでございます。この部分につきましては全国で総額3,000億円を都道府県と市町で配分することとなっておりますので、少しこれまでのような配分額ではないだろうというふうに予測しておるんですけど、その時期がまだ明らかになっておりませんので、そういった財源がまた追加で来れば、また予備費で執行した事業についても、このコロナの交付金ということで財源として使えるようになっておりますので、そういったことを調整していきたいと考えております。 103 ◯委員長 ほかにございませんか。ないようでしたら予備費を終わります。 【その他の歳入・繰越明許費補正・債務負担行為補正・地方債補正】 104 ◯委員長 続きましてその他の歳入、繰越明許費補正、債務負担行為補正、地方債補正の一括質疑を行います。質疑ありませんか。 105 ◯高橋委員 15ページ、本会議場でも質問をしたんですけど、モーターボート競走事業収入。ほんとは今回配分が6億9,587万5,000円のところ、当初見込みと今回とで分けて計上したということだったんですけど、これまでは9月に配分金が一括で入っていたと思うので、なぜ当初予算と見込額と分けて計上したか。メリットを本会議場でも聞いたのですが、改めて詳しくお伺いいたします。 106 ◯財政課長 モーターボートの決算の剰余金を配分いただくということでして、メリットについてはお互いにどちらも変わりはないということです。ですから、モーターボート競走連合会に対する納付金がここで得になるとかいう話ではないということです。本会議のときに御説明させていただきましたが、見込額として当初予算に計上させていただいて、さらに配分金が出たということで今回補正をさせていただくということです。予算につきましては、当初で組んだものについては今年度の事業に充当するという形で予算組みをさせていただいて、今回の追加交付分は、基金に積み立てて来年度の事業に活用させていただこうということでございます。 107 ◯高橋委員 私の記憶違いかもしれませんけど、当初予算の収益事業収入もまちづくり交付金に基金に繰り入れたような気がしたんですが、今の御答弁ではまちづくり基金に積み立てずに、事業費として使用したと。でも、見込として入るか入らないか分からない、ほぼ確定はしていたんでしょうけど、そういった使い方についてそれでいいのか、改めてお伺いします。 108 ◯財政課長 今年度の当初予算で組んだものについても、基金に積み立てをさせていただいて、年度末に取り崩して今年度の事業に充てようということで、その間の利息分については市の歳入になるという形でございます。なぜこうしたかということでございますし、あと今後もこうかということでございますが、これもボートレース企業団との協議によりまして、このぐらいはいくだろうということでの当初予算組み、実際決算をしてみたら今回の補正額のように大竹と合わせて9億5,000万の配分があったということですので、それについて今回予算化をさせていただきました。今後もそうなるかということでございますが、これも売上げの状況等々がございますので、その辺もまた企業団と協議しながら予算組みを考えていきたいと考えてございます。 109 ◯委員長 ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯委員長 ないようでしたら質疑を終結いたします。ここで暫時休憩をいたします。   ~~~~~~○~~~~~~~     休憩 午前11時17分     再開 午前11時18分   ~~~~~~○~~~~~~~ 111 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。これより、議員間討議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯委員長 議員間討議なしと認めます。これより討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯委員長 討論なしと認めます。これより議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯委員長 御異議なしと認めます。よって本件は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上で本委員会に付託された案件の審査は、全部終了しましたので、本日の予算特別委員会を閉会いたします。   ~~~~~~○~~~~~~~     閉会 午前11時20分 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....